北海道女子サッカーリーグ第三節、札幌市東区東雁来、札幌サッカーアミューズメントパークにて行われた、北海道文教大学明清高校対ノルディーア北海道の試合は、前半0-0、後半1-2でノルディーア北海道が勝利しました。

強い風が名物の札幌サッカーアミューズメントパークの天然芝メイングラウンドで行われた試合ですが、天気も良く、風もなく、また気温も上がりすぎず、と云う恵まれたコンディションの中、前半戦からノルディーア北海道が果敢に積極的なプレーが見られました。

前半、明清のシュート数5本に対してノルディーア北海道は僅かに1本と、振るいませんでしたが、DF8前田を中心としたディフェンスラインの冷静な働きにGK16高瀬の復調もあり、相手シュートはネットを揺らすことはありませんでした。

後半1分、前線へのパスが通り、MF29鈴木からのパスをMF4湊受けアシスト、果敢に攻めるMF6有田がねじ込み1点目を奪い勢いに乗りました。

同じく後半14分、今度はキャプテンの意地を見せるFW2冨田のゴール前でのプレーからアシスト、2トップの連携プレーでFW22高橋が勝ち越しの2点目を決め試合を決めたかのように見えました。


しかし、23分強豪明清FW11伊藤選手のゴール前での華麗で力強いプレーでチャンスを引き込み、同じくFW9三浦選手へ一度パスを出すともう一度伊藤選手に戻すワンツーの明清らしいゴール前の見事な揺さぶり攻撃にあっさりと得点を許し勢いに乗る明清でしたが、2点目を奪取した後、足が徐々に止まり始めてきたノルディーア北海道の選手に危機感と勝利への闘志が再び燃え、両者共に残り時間を果敢に攻防を繰り広げましたが、そのままホイッスルとなり、ノルディーア北海道の勝利が決定しました。

ノルディーア北海道は2010年8月29日(日)横浜で行われたプレナスチャレンジリーグでの対日体大戦で勝利をあげて以来、公式リーグ戦では1年9ヶ月ぶりの勝利、また昨シーズン降格決定後に開催の全日本女子選手権第1回戦でのトーナメント戦の勝利以来、またホーム北海道でのトップチームの公式試合としては初の勝利となり、選手は喜びをかみ締めるように味わっていました。

次節は2012年7月8日(日)10:00キックオフ、浜厚真野原公園グラウンド、北海道大谷室蘭高校女子サッカー部との対戦となります。

今日の試合での課題を克服し、約1ヶ月の調整期間を合宿や遠征、練習試合をこなし、強豪との再戦に望みます。勝利の為に今からできることをしっかり行い、ノルディーア北海道らしい試合を皆さまにお見せすることを誓います。

ご支援をいただいているスポンサーの皆さま、サポーターの皆さま、本当にありがとうございます。これからもノルディーア北海道をどうぞ応援よろしくお願いします。